「浮気調査を探偵に頼みたいけれど、いくらかかるのか分からなくて怖い」——これは当事務所への相談で最も多く聞かれる不安です。浮気調査の費用は、テレビや広告で見かける金額と実際の請求額が違うこともあり、相場感が掴みにくい分野でもあります。
このページでは、浮気調査の費用相場を「1時間あたり」「1日あたり」「調査全体の総額」という3つの視点で整理し、そのうえで料金体系の違い、費用の内訳、金額が上下する要因、そして無駄な出費を抑えるための具体的なコツまでを順に解説します。最後によくある質問もまとめました。
なお、記載している金額は業界一般の目安と当事務所の料金体系にもとづくものです。実際の費用は対象者の生活パターンや必要な調査日数によって変わりますので、正式な金額は必ず見積書と契約書で確認してください。
浮気調査の費用相場はいくら?まずは全体像を把握する
浮気調査の費用は「調査員の人数 × 稼働時間 × 時間単価 + 諸経費」という構造で決まるのが基本です。つまり、何日調べるか、何人で追うかによって総額は大きく変わります。まずは単価から順に見ていきましょう。
1時間あたりの単価の目安
浮気調査の時間単価は、調査員2名体制で1時間あたり13,000円〜25,000円程度が一般的な相場です。尾行や張り込みは車両と徒歩を切り替えながら行うため、1名では対象者を見失うリスクが高く、多くの事務所が2名以上を標準としています。単価が極端に安い場合は1名体制であったり、諸経費が別途高額に加算される仕組みになっていることもあるため、単価だけで判断しないことが大切です。
また、ほとんどの事務所には「最低稼働時間」が設定されています。尾行調査は準備と移動を含めると短時間では成果が出にくいため、1回の調査で3時間以上、事務所によっては5時間以上が下限とされることが多いです。
1日(10時間)あたりの費用目安
浮気の証拠を押さえる調査は、対象者の退勤時刻から帰宅までを追う形になるため、1日あたり8時間〜12時間の稼働になることが多くあります。仮に時間単価16,500円で10時間稼働した場合、調査料金は165,000円程度。これに車両費や諸経費が加わり、1日で18万円前後になるのが一つの目安です。
「1日だけで証拠が取れるのか」という質問をよくいただきますが、対象者が確実に相手と会う日を特定できている場合は1日でも十分な成果が出ることがあります。逆に、いつ会っているかが不明な状態では、複数日に分けて行動パターンを把握する必要があります。
調査全体の総額の目安
実際に依頼された案件の総額としては、20万円〜60万円程度に収まるケースが多数です。内訳としては、2日〜4日程度の調査で決定的な証拠が得られるパターンが中心になります。
一方で、対象者が警戒している、勤務地が遠方である、会う頻度が月1回程度と低いといった条件が重なると、必要な調査日数が伸びて総額が80万円を超えることもあります。逆に、日時と場所がほぼ特定できている状態からの依頼であれば、10万円台で完結する場合もあります。
重要なのは「相場より安いか高いか」ではなく、「自分の目的を達成するために必要な調査量はどれくらいか」という視点で判断することです。目的が慰謝料請求なのか、離婚協議を有利に進めることなのか、あるいは事実を知って気持ちを整理したいのかによって、必要な証拠の水準は変わります。
探偵事務所の3つの料金体系
浮気調査の料金体系は大きく3種類に分かれます。それぞれにメリットとリスクがあるため、自分の状況に合う方式を選ぶことが費用を抑える第一歩になります。
時間料金制(実働型)
実際に稼働した時間分だけ料金が発生する方式です。「1時間あたり◯円 × 稼働時間」で計算されるため、短期間で証拠が取れれば費用を最小限に抑えられます。日時がある程度特定できている場合に最も無駄が出にくい方式です。
注意点は、調査が長引いた場合に総額が読みにくいこと。契約時に上限額(キャップ)を設定できるか確認しておくと安心です。
パック料金制(定額型)
「10時間パック」「20時間パック」のように、あらかじめ決められた時間枠を定額で購入する方式です。時間単価が実働型より割安に設定されていることが多く、複数日の調査が必要になりそうな案件では総額を抑えやすくなります。
デメリットは、使い切らなかった時間が返金されない契約もある点です。契約前に「残時間の扱い」「有効期限」「延長時の単価」を必ず確認してください。
成功報酬制
証拠が取れた場合にのみ報酬が発生する、あるいは着手金を抑えて成果時に加算される方式です。一見リスクが低く見えますが、「成功」の定義が事務所によって異なることが最大の落とし穴です。
たとえば「対象者と相手が同じ建物に入る写真」を成功とみなす事務所と、「不貞行為を推認できる出入りの一連の記録」までを求める事務所では、支払う金額と得られる成果が噛み合わなくなります。契約書に成功条件が具体的に明記されているか、必ず文面で確認しましょう。
浮気調査の費用の内訳
見積書を見たときに「この項目は何だろう」と迷わないよう、代表的な費用項目を整理します。
調査員の人件費
費用の大部分を占めるのが人件費です。尾行は交代しながら死角を潰していく作業のため、対象者の移動手段(徒歩・自転車・自家用車・電車)によって必要な人数が変わります。都心部の電車移動では改札や乗り換えでの見失いを防ぐため人数が増える傾向があります。
車両費・機材費
調査車両の使用料、燃料費、駐車場代などが含まれます。加えて、暗所での撮影に対応する機材や望遠レンズなどの機材費が別途計上される場合もあります。当事務所では車両代を明示し、不透明な機材費の上乗せは行っていません。
諸経費(交通費・通信費など)
電車やバスの運賃、高速道路料金、対象者を追って店舗に入る際の飲食代などが実費として発生します。これらは事前に総額を確定できないため、多くの事務所で「実費精算」として扱われます。上限の目安を提示してもらえるか確認しておくと予算が立てやすくなります。
報告書作成費
調査結果をまとめた報告書の作成費用です。慰謝料請求や離婚協議で使うことを想定するなら、日時・場所・行動の時系列が写真とともに整理された報告書が不可欠です。報告書が基本料金に含まれているのか、別料金なのかは事務所によって異なります。
当事務所の浮気調査料金
参考として、当事務所の料金体系を掲載します。追加料金の発生条件も含めて契約前に書面でご説明します。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 基本調査料金 | 49,500円〜(最低稼働3時間分) |
| 通常料金(10時間) | 165,000円 |
| 車両代 | 5,500円 |
| その他経費 | 電車代・ガソリン代等の実費 |
長時間の調査には、割安なパック料金をご用意しています。
| プラン | 料金(税込) | 1時間あたり | 割引 |
|---|---|---|---|
| 10時間パック | 148,000円 | 14,800円 | 約10%オフ |
| 20時間パック | 280,000円 | 14,000円 | 約15%オフ |
| 30時間パック | 396,000円 | 13,200円 | 約20%オフ |
※報告書・証拠写真/動画の提供は料金に含まれます。ご依頼者様の同意なく追加費用が発生することはありません。延長は30分単位で対応可能です。
調査規模別・費用の早見表
「1日だといくら」「1ヶ月頼んだらいくら」という形で費用を知りたいという声が多いため、当事務所の料金体系をもとに調査規模ごとの目安を整理しました。
| 想定する進め方 | 稼働時間 | 調査料金(税込) | 1時間あたり |
|---|---|---|---|
| 日時が特定できていて1日で決める | 10時間 | 148,000円(10時間パック) | 14,800円 |
| 数日に分けて行動パターンから押さえる | 20時間 | 280,000円(20時間パック) | 14,000円 |
| 1ヶ月ほどかけてじっくり見極める | 30時間 | 396,000円(30時間パック) | 13,200円 |
上記のほかに車両代5,500円と、電車代・ガソリン代などの実費が別途かかります。
「1ヶ月の調査」は30日間張り込むという意味ではありません
ここで誤解が多いのが、「1ヶ月依頼する=30日間ずっと張り込む」というイメージです。実際には1ヶ月という期間の中に稼働日を配分します。対象者が相手と会う可能性が高い曜日を絞り込み、その日にだけ調査員を動かすという組み立てです。
つまり期間が長いこと自体が費用を押し上げるわけではなく、費用を決めるのはあくまで「実際に何時間動いたか」です。日時が読めない案件ほど無駄打ちが増えるため、事前情報をどれだけ渡せるかが総額に直結します。
費用が高くなるケース・安く抑えられるケース
同じ「浮気調査」でも、条件によって必要な稼働時間は大きく変わります。自分のケースがどちらに近いかを把握しておくと、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
費用が高くなりやすい要因
会う頻度が低い場合、対象者が調査を警戒している場合、車での移動が多く広域に及ぶ場合、勤務先や自宅が遠方の場合、深夜帯の調査が必要な場合などは、稼働時間が伸びやすく費用が上がります。また、相手の身元特定まで求める場合は追加の調査工程が必要になります。
過去に一度問い詰めてしまい、対象者が警戒心を強めているケースも要注意です。行動が慎重になるため、証拠が取れるまでの日数が増える傾向があります。
費用を安く抑えやすい要因
「毎週水曜の夜は必ず外出している」「この日は出張と言っているが不審だ」といった具体的な情報がある場合、調査日をピンポイントで設定できるため、少ない稼働時間で成果が出やすくなります。対象者の勤務先・使用車両・よく使う駅などの基礎情報が揃っているほど、事前調査に費やす時間が減り費用も下がります。
浮気調査の費用を安く抑える5つのコツ
ここからは、実際に費用を抑えるために依頼者側でできることを具体的にご紹介します。
1. 事前情報をできるだけ集めて渡す
対象者の顔写真、勤務先、通勤経路、使用車両とナンバー、よく行く店、外泊や残業が増えた曜日など、分かる範囲の情報を整理して伝えてください。これらが揃っているだけで、初日から的確な位置に張り込めるため、無駄な稼働が減ります。手帳やカレンダーに記録した「不審だった日」のメモも非常に有効です。
2. 調査日を絞り込む
やみくもに毎日調べるのではなく、可能性が高い曜日や時間帯に絞って調査するのが最も効果的な節約方法です。「金曜の夜だけ2週連続」といった設計であれば、総稼働時間を抑えながら証拠を狙えます。
3. パック料金を活用する
2日以上の調査が見込まれるなら、時間単価が割安になるパック料金の方が総額を抑えられることが多いです。逆に1日で終わる見込みなら実働型が有利です。どちらが得かは事務所に相談すれば試算してもらえます。
4. 調査の目的を明確にする
「離婚するつもりはないが事実を知りたい」のか「慰謝料請求に使える証拠が欲しい」のかで、必要な証拠の水準は変わります。前者であれば行動記録のみで足りる場合もあり、調査量を減らせます。目的が曖昧なまま依頼すると、必要以上の調査になりがちです。
5. 複数社で見積もりを比較する
相見積もりは有効ですが、比較すべきは総額だけではありません。調査員の人数、最低稼働時間、諸経費の扱い、報告書の内容、追加料金の条件を同じ条件に揃えて比べることが重要です。安さだけで選ぶと、報告書の質が低く裁判や交渉で使えないという結果になりかねません。
見積もりで確認すべきチェックリスト
契約前に、少なくとも次の項目を書面で確認してください。口頭説明だけで済ませないことが、後のトラブル防止につながります。
- 時間単価と、その単価に含まれる調査員の人数
- 最低稼働時間と、途中で中止した場合の精算方法
- 車両費・機材費が基本料金に含まれるか、別途か
- 諸経費の範囲と、概算上限の目安
- 報告書作成費が含まれるか、追加提出は有料か
- 延長が必要になった場合の単価と、事前承諾の手順
- キャンセル料の発生時期と金額
- 成功報酬制の場合、「成功」の具体的な定義
探偵業の業務の適正化に関する法律では、契約前に重要事項を書面で説明することが事業者に義務づけられています。この説明を省こうとする事務所は、その一点で候補から外して構いません。
追加料金トラブルを避けるための注意点
浮気調査でとくに多い金銭トラブルは「見積もりより大幅に高い請求が来た」というものです。原因の多くは、延長の取り扱いと諸経費の範囲が曖昧なまま契約していることにあります。
対策としては、まず延長について「依頼者の承諾なく延長しない」旨を契約書に明記してもらうこと。次に、諸経費について概算の上限を示してもらい、それを超える見込みが出た段階で連絡をもらう運用にすること。この2点を押さえるだけで、想定外の請求はほぼ防げます。
また、極端に安い広告料金には注意が必要です。「1時間3,000円」といった表示が、実は調査員1名分の単価で、実際は2名以上が必要になり倍額になる、あるいは基本料金や着手金が別途必要になるという構造の場合があります。表示価格が「総額に近いのか」「一部の単価なのか」を最初に確かめてください。
費用を払う価値はあるのか?費用対効果の考え方
20万円〜60万円という金額は決して小さくありません。ただ、この費用が何をもたらすのかを整理すると判断しやすくなります。
第一に、慰謝料請求において証拠の有無は結果を大きく左右します。不貞行為に対する慰謝料は、事案によって数十万円から300万円程度とされることが多く、離婚に至る場合には100万円〜300万円程度が目安として語られます。証拠がないまま交渉に入ると、相手が否認して話が進まないという事態になりがちです。
第二に、離婚協議や財産分与、親権をめぐる話し合いにおいて、事実関係が客観的に固まっていることは交渉の安定につながります。第三に、疑いを抱えたまま過ごす精神的な負担から解放されるという価値もあります。「白黒つけたことで、初めて次のことを考えられるようになった」と話される方は少なくありません。
逆に、証拠を取っても行動を変えるつもりがまったくない段階であれば、急いで依頼する必要はありません。まずは無料相談で、今の状況で調査が必要なのかを含めて整理することをおすすめします。
浮気調査の費用は相手に請求できる?
ご相談の場でほぼ必ず出る質問です。結論から言えば「請求の対象になり得るが、全額が認められるとは限らない」というのが実務上の答えになります。
調査費用と慰謝料は性質が違う
慰謝料は不貞行為によって受けた精神的苦痛に対する賠償です。一方、調査費用はその事実を立証するために支出した実費にあたります。性質が異なるため、一般に言われる慰謝料の相場の中に調査費用が含まれているわけではありません。
「相当と認められる範囲」に限って損害と扱われる
民法第709条は、不法行為によって生じた損害の賠償について定めています。浮気調査の費用についても、不貞行為との間に相当因果関係が認められる範囲であれば、損害の一部として請求の対象になり得ます。
ただし裁判では、支出した金額の全額ではなく「立証に必要かつ相当と認められる範囲」に限定して判断されることが多いのが実情です。必要以上に長期間の調査を行った場合、その超過分まで相手に負担させられるとは限りません。この点でも、調査を必要な範囲に絞ることには意味があります。
示談では慰謝料の金額に織り込まれることが多い
裁判まで進まず示談で解決する場合、調査費用を独立した項目として立てるよりも、証拠が揃っていることを背景に慰謝料の金額そのものを引き上げる形で調整されるケースが目立ちます。結果として実質的に費用の一部を回収できた、という形です。
いずれにせよ個別の事情によって判断が変わる部分です。回収の見通しについては弁護士にご相談ください。費用感については慰謝料請求を弁護士に依頼したときの費用相場にまとめています。
「成功率」という数字をどう読むか
探偵事務所を比較していると「成功率98%」「成功率100%」といった表示を目にします。費用に見合う結果が出るのかを判断する材料として気になるところですが、この数字は事務所ごとに定義が違うため、そのまま比較することはできません。
定義が統一されていない
「証拠を取得できた割合」を指す事務所もあれば、「依頼者が満足した割合」「調査を完了した割合」を指す事務所もあります。分母の取り方次第で数字は大きく変わりますし、そもそも算出根拠が公開されていないことも珍しくありません。
結果を左右するのは事務所の技術より事前情報
実務の感覚として、証拠が取れるかどうかを最も強く左右するのは、事務所の技術よりも「対象者がいつ・どこで相手と会っているか」という事前情報の精度です。曜日と時間帯が絞れている案件と、まったく手がかりがない案件では、同じ稼働時間でも結果がまるで違います。
この点は費用にも直結します。事前情報が薄いまま調査を始めると、行動パターンの把握だけで初日の稼働を使い切ることになるためです。
数字より「取れなかったときの扱い」を確認する
成功率の数字そのものより、「証拠が取れなかった場合に料金はどうなるのか」を契約前に書面で確認するほうが実質的です。稼働した分は請求されるのか、再調査の条件はあるのか。ここが明記されている事務所は、料金面でも信頼できると考えてよいでしょう。
支払い方法と分割について
支払い方法は事務所によって異なりますが、銀行振込やクレジットカードに対応しているところが一般的です。分割払いに応じる事務所もありますので、予算に制約がある場合は最初の相談時に率直に伝えてください。予算に合わせて調査日数を設計することも可能です。
なお、着手金を支払う前に契約内容の書面を受け取ることが原則です。書面がないまま入金を求められた場合は、いったん立ち止まって内容を確認してください。
ケース別・浮気調査の費用シミュレーション
実際にどれくらいの費用になるのか、代表的な3つのパターンで考えてみます。いずれも当事務所の料金体系をもとにした概算であり、実際の金額はご事情によって変わります。
ケース1:曜日と時間帯が特定できている(1日調査)
「毎週金曜の夜だけ帰りが遅く、翌朝までスーツにホテルの匂いが残っている」というように、狙う日がはっきりしている場合です。金曜の退勤時刻から追跡し、相手と合流してからホテルに出入りするまでを撮影するという設計になります。稼働10時間程度、車両代と諸経費を含めて18万円前後が目安です。
このパターンは最も費用効率が良く、1日で決定的な証拠が得られる可能性が高いケースです。ただし当日に対象者の予定が変わることもあるため、予備日を1日確保しておくと安心です。
ケース2:怪しいが日時が絞れていない(3日程度の調査)
「残業が増えたが特定の曜日ではない」「休日に短時間だけ外出することが増えた」といった場合です。まず1日目で行動パターンを把握し、傾向が見えた段階で2日目・3日目に本命の日を狙う流れになります。パック料金を利用すれば時間単価が下がるため、30時間相当で40万円前後が目安になります。
このパターンでは、1日目の結果を踏まえて2日目以降の設計を組み替えることが費用を抑える鍵になります。報告を受けながら次の調査日を決められる進め方かどうか、事前に確認してください。
ケース3:相手の身元特定まで必要(4日以上の調査)
慰謝料請求の相手方を特定する必要がある場合、対象者を追うだけでなく、合流相手の住居や勤務先まで確認する工程が加わります。合流相手が別方向へ帰宅するため、調査員を分けて追う必要が出てくることもあります。稼働が増えるため50万円を超えることもありますが、請求の相手方が確定するという成果は交渉段階で大きく効いてきます。
探偵業法と料金表示のルール
探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)では、探偵業者は営業所ごとに公安委員会へ届出を行うことが義務づけられています。届出をしていない業者に依頼することは、それ自体がトラブルの入口になり得るため、公式サイトに届出番号が記載されているかを必ず確認してください。
また同法では、契約を締結する前に、料金や役務の内容などの重要事項を記載した書面を交付して説明することが求められています。したがって「電話だけで契約が成立した」「金額が書かれた紙をもらっていない」という状態は正常ではありません。書面を受け取り、内容を読んで納得したうえで署名する——この手順を省かないことが、費用トラブルを避ける最大の防御になります。
さらに、調査によって得た情報を犯罪や違法な差別につながる目的で使わないよう、依頼者側にも確認が行われます。目的を正直に伝えることが、適切な調査設計にもつながります。
費用面で失敗した人の共通点
ご相談を受けるなかで、以前に別の事務所へ依頼して後悔したという方の話には共通点があります。
ひとつは、料金の安さだけで選んでしまったケース。単価は安かったものの調査員が1名で対象者を見失い、証拠が取れないまま日数だけが積み上がったという例です。もうひとつは、目的を決めずに依頼したケース。何を証拠として押さえたいのかが曖昧なまま調査が始まり、写真は多いが慰謝料請求には使いにくい内容だったという例です。
そして最も多いのが、感情が高ぶった状態で即日契約してしまったケースです。焦る気持ちは自然なものですが、書面を持ち帰って一晩考える余裕を持つだけで、判断の質は大きく変わります。信頼できる事務所であれば、その時間を待ってくれます。
浮気調査のご相談・お見積もり
当事務所は探偵業届出済(探偵業届出 第45230061号)の探偵事務所です。全国対応で、ご相談は無料です。「今の状況で調査が必要か」「いくらくらいかかりそうか」といった段階のご相談でも構いません。ご事情をお伺いしたうえで、必要な調査量と概算費用をお伝えします。
相談内容や個人情報は厳重に管理し、ご本人の同意なく第三者に開示することはありません。
あわせて読みたい関連ページ
浮気や不倫の問題は、証拠集め・調査の依頼・慰謝料や離婚の手続きが連続してつながっていくことがほとんどです。この記事のテーマだけで判断せず、前後の段階についても目を通しておくと、次に取るべき行動を選びやすくなります。なお、法律上の個別具体的な判断については弁護士へのご相談をおすすめします。
関連記事
- 浮気調査の完全ガイド|費用・方法・依頼の流れ
- 浮気調査の期間はどのくらい?調査日数の目安
- 浮気の証拠になるものは?有効な証拠と集め方
- 浮気調査を自分でする方法と限界
- 失敗しない探偵事務所の選び方
- 浮気の慰謝料請求の進め方
- 慰謝料請求を弁護士に依頼する費用
よくある質問(FAQ)
浮気調査の費用は平均でいくらくらいですか?
調査全体の総額では20万円〜60万円程度に収まるケースが多く、1日(10時間程度)あたりでは18万円前後が目安です。時間単価は調査員2名体制で13,000円〜25,000円程度が一般的です。必要な調査日数によって変動するため、正式な金額は見積書でご確認ください。
1日だけの調査でも依頼できますか?
可能です。対象者が相手と会う曜日や時間帯が特定できている場合は、1日の調査で決定的な証拠が得られることもあります。ただし当日に予定が変わる可能性もあるため、予備日を確保しておくと確実性が高まります。
パック料金と時間料金はどちらが安いですか?
1日で完結する見込みなら時間料金制、2日以上かかる見込みならパック料金制の方が総額を抑えやすい傾向があります。当事務所では10時間・20時間・30時間のパックをご用意しており、時間数が増えるほど時間単価が下がります。
見積もり以上の追加料金が発生することはありますか?
当事務所では、依頼者の承諾なく調査を延長して追加請求することはありません。交通費などの実費は精算対象となりますが、概算の目安を事前にお伝えします。契約前に交付する書面で、追加料金が発生する条件を必ずご確認ください。
費用を安く抑えるにはどうすればよいですか?
対象者の勤務先・通勤経路・使用車両・不審だった日付などの情報を整理してお渡しいただくと、調査日を絞り込めるため稼働時間が減り費用が下がります。また、調査の目的を明確にしておくことで必要以上の調査を避けられます。
成功報酬制の方が安心ではないですか?
成功報酬制は一見リスクが低く見えますが、「成功」の定義が事務所によって異なる点に注意が必要です。どの水準の証拠を成功とみなすのかが契約書に具体的に書かれているかを確認してください。定義が曖昧な場合、支払額と得られる成果が噛み合わないことがあります。
分割払いには対応していますか?
お支払い方法についてはご相談を承っています。ご予算に制約がある場合は、最初のご相談時にお伝えください。予算に合わせて調査日数を設計するなど、実現可能な形をご提案します。
浮気調査の費用は相手に請求できますか?
不貞行為との相当因果関係が認められる範囲で、損害の一部として請求の対象になり得ます。ただし裁判では支出額の全額ではなく、立証に必要かつ相当と認められる範囲に限定されることが多くなります。示談交渉では慰謝料の金額に反映される形で調整されるケースも目立ちます。個別の判断は弁護士にご相談ください。
「成功率100%」と書かれている事務所は安心ですか?
成功率の定義は事務所ごとに異なり、証拠取得率を指す場合もあれば調査完了率を指す場合もあるため、数字だけでの比較はできません。数字よりも「証拠が取れなかった場合に料金がどうなるか」を契約書で確認することをおすすめします。
次に読むと理解が深まる記事
- 不倫・浮気の慰謝料相場と金額を左右する要素
- 浮気調査の全体像(費用・方法・依頼の流れ)
- 浮気調査に必要な期間と日数の目安
- 探偵事務所の選び方と口コミの見方
- 素行調査の調査内容と費用相場
- 横浜の浮気調査(費用相場とエリア事情)
参考にした法令・公的情報
まとめ
浮気調査の費用は、時間単価13,000円〜25,000円程度、1日あたり18万円前後、総額では20万円〜60万円程度が一般的な目安です。金額を左右するのは「必要な稼働時間」であり、それを短くする最大の要因は依頼者側が持っている事前情報の精度です。
費用を抑えたいときは、対象者の情報を整理して渡すこと、調査日を絞り込むこと、目的を明確にすること、そして料金体系を自分の状況に合わせて選ぶこと。この4点を押さえれば、無駄のない調査設計が可能になります。
そして何より、契約前に書面で内容を確認すること。これが費用トラブルを防ぐ唯一かつ確実な方法です。判断に迷う段階でしたら、まずは無料相談でご事情をお聞かせください。調査が必要かどうかを含めて、率直にお伝えします。

